1. |
機器設置時 |
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ブロアー等の回転機械の微振動が直接、ヒーター&クーラーに伝わらないように防振パッド、キャンパスシート等で振動を遮断してください。 |
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2. |
配管施工時 |
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機器前後には必ずストレーナーを入れ常にクリーンな流体を管内に流すようにしてください。 また、スチームヒーターの排出ドレン管にはトラップバイパスを設け、その以降に立ち上がり配管等による背圧がかからないように施工してください。(やむおえず、逆匂配、立上がりになる場合は真空ポンプ等で強制的にドレンを排出してください。) |
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3. |
水質、蒸気成分の確認 |
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井水・温水・蒸気・その他の流体にはパイプなどを腐食させる成分を含有しているものがあります。試運転時は特にご留意ください。 また、蒸気はPHに注意してドレンのPHを7に調整することが必要です。PHが低い場合、1年以内でチューブに孔が開く事もあります。 |
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(長時間運転休止の場合) |
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機器入出口の配管をはずし、ヒーター、クーラーとも残留する水を抜き取り乾燥させて密封してください。 特にクーラーの場合はわずかでも凍結の恐れがありチューブを破裂させることがあります。 |
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4. |
トラブル要因とその保証 |
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上記の如く振動・水質・管理・残留ドレンの原因がハンマー現象による、亀裂・破裂・腐食等を起こさせたことであれば、その保証は不可とさせていただきます。 |
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5. |
保守管理の項目とその目安 |
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点検内容 |
周期 |
@供給蒸気又は冷温水が適正であることの確認 |
始業時毎 |
Aバルブ水の開閉が適正であることの確認 |
始業時毎 |
B蒸気使用の場合はドレン水が充分に排出されていることの確認 |
始業時毎及び就業時毎 |
Cヒーター本体及び関連配管等の蒸気又は温水漏れの有無 |
1〜3ヶ月毎 |
Dフィン部等の塵埃による目詰まり、及び付着状態の確認 |
1〜3ヶ月毎 |
Eヒーターケーシング等のサビ、腐食状態の確認 |
半年〜1ヵ年毎 |
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